MacやiPadでワードの代わりに使えるCanva Docsのメリット7選

この記事では、MacやiPadでワードの代わりとして使えるCanva Docsを使った私が…

PagesやGoogleドキュメントといった、多くのライバルサービスよりも、Canva Docsをおすすめする理由。

使ってよかったメリットや使い方をお伝えします。

記事を最後まで読めば…

• なぜCanva Docsがワードの代わりになるのか？
• Canva Docsを使うメリット・デメリット
• 他のWord代替サービスとCanva Docsの違い

といったことがわかります。

読み終わる頃には、MacユーザーもiPadユーザーも、安心して「ワード代わりにCanva Docsを使ってみたいな」と思うはずですよ。

MacやiPadでワードの代わりになるCanva Docsとは？

Canva Docsは、簡単にいうとデザイン重視のWordみたいなものです。

ほとんどの人が今まで使ってきたことのある、MicrosofのWordとは異なり…

• 動画
• 写真素材
• グラフィック素材
• 各種グラフ
• 表やリスト

などを、自由自在に文書に取り組めます。

またCanvaのオンライン上で使えることから、WindowsでもMacでもiPadでも利用可能。

テキストエディターを使いながら…

• 社内資料
• お客様への提案資料
• プレゼンテーション資料
• PDFの教材

などをサクッと作りたいなら、必須の文章作成サービスとなっています。

MacやiPadでワードの代わりとして使えるCanva Docsのメリット7選

メリット1：とにかく使い方が超簡単

Canva Docsではページを開いた瞬間に、資料作りや文章作成に取りかかれます。

これはMicrofoftや、キングソフト株式会社のWPS Writerも同じようなものですが…

使いやすさと操作性が段違いなんです。

理由はシンプルで、主に使う機能が2つで済むということ。

使うのは、青緑色の枠でかこったツールバー部分と+ボタン(マジック機能)だけ。

実際はじめて使ったときでさえ、解説動画や操作説明のページを見ずに、サクッと資料を作れちゃいました。

またCanvaで作った素材を文書内に使えたり、ページを切り替えずに素材を作れるところも魅力的です。

ここまで簡単に使えてワードの代わりになるサービスは、Canva Docsくらいだと思いますよ。

メリット2：ワードをインストールする必要なし！オンライン上で使える

MicrosoftのワードもキングソフトのWPS Writerも、商品を購入してインストールするのが面倒だったりしますよね？

オンラインで使えるものもありますが、操作が重くなったり一部機能が使えなかったりすることも。

Canva Docsはそもそもオンライン上で使うことを前提にしたサービス。

そのためWordのようにインストールする必要がありません。

だからWindows、MacBook、iMacを使っているユーザーはオンライン上で…

iPhoneやiPad Proを使うユーザーは、WebだけでなくアプリからもCanva Docsを使えます。

この点はGoogleドキュメントも似てますが、1から覚えるなら使いやすいのはCanva Docsです。

しかも動作が軽い！

「もたついて、作業が進まない…」なんてこともなく、サクサク資料が作れます。

さらに、オンラインなのでデータはクラウド上で管理されます。

つまりcCanvaにログインさえすれば、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからでも、データを編集できるってことです。

メリット3：マイクロソフトのワードよりデザイン面での機能が豊富

マイクロソフトのワードも、文字サイズやフォントの種類や行間を変えられます。

また画像や表の挿入もそこまで難しくはありません。

ですがグラフの挿入が面倒だったり、文字間の調整がしにくかったりと、デザイン面では不便を感じちゃうんですよね。

こういった面倒な作業がボタンひとつで解決。

使ってみるとすぐにわかりますが、Canva Docsではマジック機能とツールバーの2箇所をいじるだけで、以下のようなことが可能です。

• 文字入力
• 見出し作成
• 画像や動画の挿入
• 表や3種のリスト作成
• 円グラフや棒グラフの作成

ちなみに動画や写真の挿入は、マジック機能からだけでなく、ドラッグアンドドロップするだけでもおこなえます。

私も画像や動画はドラッグアンドドロップで挿入してますが使いやすいですよ。

さらにCanvaで作った画像との連携や、プレゼンテーション形式への変更もワンクリックでOK。

なのでデザイン面での不自由さを感じることはほとんどありません。

メリット4：リアルタイムでの共同作業がしやすい

Canvaではリンクを共有している人と、リアルタイムでの共同作業がおこなえます。

これは普段の作業では必要ありませんが、外注さんや生徒さんに操作を教えるときに超絶便利です。

また同じ事業に関わっている、チームのメンバーと作業共有する際にも便利です。

しかも共有の手間はほとんどなく、リンクを送るだけで良いのも嬉しいところ。

メリット5：おしゃれな素材が１億点以上＆Canvaで作成したデザインとも連携しやすい

Canva Docsでは、編集画面でプラスボタンを押すことで、マジック機能というものが使えます。

こちらからちょっとした素材を作ることもできますが…

以下のようなCanvaで作ったデザインや素材を、文書内へスムーズに挿入できるんです。

• Canvaで作った素材
• Canva内で探せる写真
• Canva内で使えるイラストやアイコン

しかもCanvaにはおしゃれな素材が1億点以上あり、毎日更新されています。

だからWordみたいに「素材がダサくて外部サイトからダウンロードする」なんて手間もなし！

本当にCanva Docsだけでおしゃれな資料が作れちゃうんです。

しかも、Canvaでは各種画像など資料以外のデザインも作れます。

Canvaで作ったデザインもかんたんに呼びさせるので、とってもスムーズ。

MacやiPadでワードの代わりに使えるサービスはたくさんありますが、デザインの優位性でCanva Docsに勝てるサービスは存在しませんよ。

メリット6：プレゼンテーション形式に即時変換できる

Canva Docsは、Wordと同じようにA4ファイル形式の文書を作成できるサービスです。

そして作ったデータは、そのままプレゼンテーション形式に即時変換できます。

やり方は次のとおりで簡単です。

1. 右上のプレゼンテーションに変換をクリック
2. Docs to Decksへようこそという画面が現れる
3. 「開始」をクリック
4. デザインを選択する
5. 「プレゼンテーションを作成」をクリック

これだけだとイメージがわかないと思いますので、実際にそのまま変換しただけの資料画像を見せますね。

このように、Canva Docsで作ったデザインをワンクリックでプレゼンテーション形式にするだけで、ぐっとおしゃれになります。

もちろんプレゼンテーション形式のデザインにした後も、文章や画像など、すべてのデザインの調整をすることが可能です。

なので…

1. Canva Docsでパパっと文章やデータを打ち込む
2. プレゼンテーション化（ワンクリック）する
3. 仕上げに微調整する

この３ステップで、超簡単におしゃれなスライド資料ができてしまうというわけ。

ちなみにスライドのデザインテンプレートは、他にもたくさんありますよ。

好みのデザインを選べばいいだけなので、ビジネス系やサロン系、かわいい系など雰囲気も自由に変えられますね。

このようにCanva Docsは、Word代わりになるだけでなく、パワポ(PowerPoint)代わりにもなります。

普通のワードでは、ワード形式からパワーポイント形式に変換はできないので、この点も大きな強みのひとつです。

メリット7：料金は完全無料

マイクロソフトのワードも、ワードの代わりになると言われるキングソフトのWPS Writerも、料金は無料ではありません。

特にマイクロソフトは年間払いで、18,400円もするので結構お高めですよね。

それに比べてCanva Docsは、年間利用料も初期手数料もなし！

完全無料で利用することができます。

有料版のプランはありますが、無料版でもひととおりの機能は使えるので安心してくださいね。

もう一歩！Canva Docsを使ってわかったデメリット3選

デメリット1：docファイル形式で保存できない

実はCanvaで許可されているダウンロード方法は、PDFファイルだけなんです。

サイズはA4、A3、レター、リーガルと4つ用意されてますが、やや物足りないですよね。

特にdocファイル形式やdocxといった、ワードと同じ拡張子でダウンロードができないこと。

他のWordで作ったファイルとの互換性がないので、Canva Docsで開けないことは大きな残念ポイントです。

これはワードの代わりに、Canva Docsを使うか迷っている人には、結構重要なポイントになると思います。

デメリット2：オンライン環境じゃないと使えない

先程もお伝えした通り、Canva Docsはオンラインで使われることを前提としたサービス。

そのため、多くのオンラインサービスと同じように、インターネットがつながっていない（オフライン）環境では使えません。

一応オンライン上で自動保存されるようになっているため、途中でインターネットが切れてしまった場合も心配はいりません。

ただしオフラインのまま作業を継続すると、データが保存されないので、データを保存するには必ずオンラインに戻す必要があります。

こういった問題はやや不便に思う人もいるでしょう。

デメリット3：よりおしゃれな素材やテンプレートを使いたいならCanva Proの契約をした方が良い

Canva Docsはそのままでも、ワードの代わりとして充分に役目を果たしてくれます。

しかし自由に使いたい、デザインの幅を広げたいということであれば、月に1,000円を支払ってCanva Proを使った方がいいです。

無料版のままでは、使えない機能や透かしが入ってしまうグラフィック素材、写真、テンプレートがありますからね。

もちろん無料のままでも、Canva Docsに機能制限はほぼないんですが…問題なのが素材検索時。

無料素材と有料素材が混在した状態で検索結果に表示されてしまうんです。

そして選んだ素材が有料素材だった場合、画像に「Canva」と“透かし”が入ります。

透かしが気にならないならいいんですが、社外向けの資料だと微妙ですよね。

無料素材に限定して検索することはできないので、何回も配置して消して探し直して…は時間がかかるし…。

有料版のCanva Proにアップグレードすればすべての素材を使い放題なので、たくさん利用する機会があるなら絶対Canva Proにアップグレードしたほうがいいです。

時短になるだけでなく、ストレスフリーで資料作成できますよ♪

実体験あり！MacやiPadでワードの代わりに使えるサービスを比較してみた

Canva Docsだけでなく、MacやiPadでワードの代わりになるサービスはたくさんあります。

ちょっと調べるだけでも、名前のあがってくるものが5つあります。

1. Macに標準装備されていてオシャレな「Pages」
2. ワードと互換性は高いがトラブルの多い「OpenOffice.org」
3. 操作が軽くて使いやすいがトラブルの多い「LibreOffice」
4. オンライン上で使える共有もしやすい「Googleドキュメント」
5. キングソフトの有料ソフトで使いやすい「WPS Writter」

これらにCanva Docsを加えた6サービスの満足度を、客観的に比較したのが次の表です。

	文章作成力	デザイン力	使いやすさ	トラブルの不安	Word互換性	価格
Canva Docs	高い	最高	初日から使いやすい	多少ある	pdfのみ、docは非対応	無料 ※ 有料プランあり
Pages	高い	高い	やや癖がある	少ない	デザインが崩れやすい	無料
OpenOffice.org	普通	低い	やや癖がある	やや多い	デザインが崩れやすい	無料
LibreOffice	普通	低い	やや癖がある	やや多い	デザインが崩れやすい	無料
Googleドキュメント	高い	それなりに高い	使いやすい	やや多い	デザインが崩れやすい	無料
WPS Writter	高い	それなりに高い	使いやすい	ほぼない	崩れるが許容範囲内	4,190円〜

世間の声！本当にMacやiPadでワードの代わりになるサービスはどれ？

MacやiPadでワードの代わりになるサービスは、Canva Docsの他にないのか？

口コミの見つけやすい、Yahoo!知恵袋やTwitterにて調べてみました。

Yahoo!知恵袋での意見を見てみた

こちらの質問への回答が次の2つです。

他にはテーマにあった投稿を見つけられなかったのですが…

過去の知恵袋の投稿にて、Apple社のPagesもおすすめされていたのを見たことがあります。

PagesはMacを使っている人なら、かなり一般的な文章作成ソフトですからね。

Twitterの意見も見てみた

Canva Docsを使ってる人の口コミはどうなの？

オマケとして、Canva Docsを使っている人の意見も見てみましょう。

MacやiPadでワードの代わりになる代替ツールならCanva Docsが1番

ワードの代わりとして使えるCanva Docsについて、要点をまとめると次のとおりです。

• Canva Docsはデザイン重視のWordと似たサービス
• 操作も使い方も普通のWordとくらべて超簡単
• ワードのインストールは不要
• オンライン上で使えるからMacやiPadの人にもおすすめ
• マイクロソフトのワードよりデザイン面で高機能
• リアルタイムで共同作業しやすい
• Canvaで作成したデザインと簡単に連携できる
•  プレゼンテーション形式に即時変換できるのでパワポ代わりにも使える
• 料金は完全無料
• マジック機能を使えばデザインが自由自在
• Wordとの互換性はないのでdoc形式で保存できない
• オンライン上でしか使えないのでネット環境が必須
• Macユーザーにはワード代わりにPagesを使う人が多い

Canva Docsは、まだまだスタートしたばかりのサービスで知名度はありません。

ただそれは今だけの話。

MacユーザーやiPadユーザーにとっては、ワードの代わりに使えるサービスとして便利なのは間違いありません。

また実際に使ってみて、これほどデザイン特化していて使いやすい文章作成サービスは、現時点ではCanava Docsだけだと思います。

なので…

• おしゃれな資料をかんたんに作りたい方
• 見やすい資料をかんたんに作りたい方
• 資料の印象をかんたんに良くしたい方
• プレゼンの成果をあげたい方
• 上司や同僚に「おっ」と言わせたい方

などなど女性、男性、年齢問わず、これから人気になる間違いなし！